« mixi | トップページ | Amazon.co.jpのトレリート取扱い再開 »

なかなか読みきれない小説

平成が始まった頃から、何度か読破に挑戦し、その度にはね返されている小説があります。
文芸大作でも古典でも何でもなく、『戦争の犬たち』フレデリック・フォーサイスなんですが。

筋立ては面白いはずなんです。政情不安な西アフリカの小国に貴金属の鉱脈を発見したイギリスの大企業が、利権の独占を狙って親ソビエトの現政権の転覆を画策。依頼を受けた傭兵たちの武器、機材の準備運搬、綿密なクーデター計画の立案の様子をジャーナリスティックな筆致で描く、有名な小説です。読んでいる方も多いと思います。が。

なんなんだろ。翻訳の文章のリズムが肌に合わないのかなあ。高校入学の頃に図書館から借り出して、最初の数ページで投げ出して、そのまま返却した記憶があります。その後、2,3回は同じことをしたかな。数年前に新装版の文庫を購入したものの本棚で眠らせていましたが、今週の通勤の友に、と思い鞄に放り込んでおいたのですが。
やはり今回も、一週間かけても読みきれませんでした。現在、文庫上巻の、さらに四分の一ほどで止まっています。

ジャッカルの日ジャッカルの日』、『オデッサ・ファイル』は読みました。『ネゴシエイター』も読みました。こちらは高校生の頃。
同じようになかなか手強かったたル・カレ『寒い国から帰ってきたスパイ』は、あるとき突然に徹夜で読みきって以来自分の中の面白本上位に入ってますし、『戦争の犬たち』もきっと読みきれれば面白いとは思うんです。

ビッグ・ノーウェア〈上〉ホワイト・ジャズハリウッド・ノクターン

うーん。読みきれないのは、私が『戦争の犬たち』を嫌いなんじゃなくて、『戦争の犬たち』が私を嫌ってるんだ。きっと。 仕方がないので、来週は映画化記念LA四部作+『ハリウッド・ノクターン』byジェイムズ・エルロイの再読を計画しています。『戦争の犬たち』は、またしばらく本棚で眠っていてもらうとしましょう。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/35021/7210663

この記事へのトラックバック一覧です: なかなか読みきれない小説:

コメント

コメントを書く